地震について

そばきりみよ田 長野本店

2011年03月15日 12:02

3月11日、東北地方の大地震の際長野も相当な揺れを感じました。
かなり長い時間に渡った大きな横揺れで、ブラインドや壁に吊られている額が
横に揺れていました。

その後の被災地の悲惨な状況はみなさんご存知の通り・・・



これが本当に日本なのか?
本当に現実なのか?
それすらわからなくなるほどの津波の被害。

ライヴ中継では知りえなかった、あのときあの場所でのとってもとっても悲惨な現実が
時間が経つにつれ報道され始め、毎日毎日胸が締め付けられる思いでいっぱいです。


そして3:59の長野県栄村を震源とした震度6強の大きな地震。
長野市でもガタガタと、東北のときとは少し違った揺れを感じました。

鳴り響く緊急地震速報のアラーム。
あの音を聞くとビクっとしてしまいます・・・

幸い栄村、及び県内での今回の地震による死者は出ませんでしたが、まだまだ
被災地では避難生活が続いています。

毛布が足りない、食料が足りない。

こんな状況で、みなさん支援物資を送りたい気持ちでいっぱいかもしれませんが
個人での支援物資は控えたほうがいいそうです。
こちらをご覧ください。http://d.hatena.ne.jp/k_ma_calon/20110311/1299837162


私の住んでいるところでは、自治体が動き始め物資の収集がありましたので、
毛布やバスタオルを持っていきました。
今頃飯山市へ向かっているころだと思います。

また長野中央病院で物資の収集を行っているという情報が流れ、多くの物資が集まりましたが
実際は収集は行っていません!!!
ご注意ください!

物資の提供でなくても、私たちにできることはたくさんあるはずです。
本日、弊社のフロアの照明は半分消してあります。
駅前やいたるところで義援金を募っています。
そして世界中の人がそうしてくれているように、私たちは祈ることができます。


今こそ日本人が1つになって協力するときです。
何もできない・・・もどかしい・・・そんな無力感を持っている方もたっっっくさん
いらっしゃると思います。私も最初の日はずっとそう思い、こんなんで普通に生活なんて
してられない!と思っていました。

でも、私たちがくよくよしていたらどうしようもないのです。

笑顔で支えていかなければいけないのです!

幸せな生活を一瞬で奪った大地震と大津波。
まさか海岸から10キロも離れた場所まで津波が襲ってくるなど、誰が想像したでしょうか。

普段から津波に対する意識が強かった方たちだったのに・・・

犠牲になった方の人数が増えるたび、心臓を握られるような苦しみを感じます。


しかし、何十時間もたって救出された方も大勢いらっしゃるのです!
だから私たちも希望を捨てないで祈りましょう。

あと心配なのは安否確認。
別々の場所へ避難されているのか、津波に飲み込まれたのかすらわからないもどかしさ。
ご家族、ご親戚との連絡がとれない方。たくさんの方が心配で仕方ない日々を送られていることと思います。


地震が起きたとき、気仙沼市の海岸でロケをされていたサンドウィッチマンのお二人。
高台に避難し難を逃れましたが、さっきまでいた場所が流され目の前の光景は地獄だったことでしょう。
お笑い芸人のお二人が「今は笑いがこの苦しみを救える状況ではない」とおっしゃっていたのが
とっても印象的でした。

そんなお二人が「もっと避難されている方の顔をテレビで放送してほしい」と。
連絡がつかない方がテレビに映れば安否確認ができるから!

報道に対しても、ドキュメントばかり流さないでもっと必要な情報を、そして家族を失った人の悲痛な
叫びは流さないでなどたくさんの意見が飛び交っています。

報道は情報を知りうる上でなくてはならないものですが、本当に必要な情報とは?そう考えさせられました。

避難された方は何十万人。ライフラインが通じず、水も食料も足りず苦しい。
また津波からは逃げられても、孤立してしまい救助を待つ人。

報道される場所ばかりが注目されますが、報道されなくて水がないライフラインがつながらない
という場所がたくさんあるらしいです!
そういった情報はツイッターで被災された方がSOSを出しています!
そういったツイートをみなさんもできる限りRTしてください!!!


まだまだ厳しい状況ですが、今10万人の自衛隊員が派遣され、1万人が救助されています。
私たちもできることはやりましょう!どんなに小さなことでも、みんなで協力すれば大きな力。

また県内でもガソリンが売り切れる、電池やティッシュが売り切れるなど混乱があります。
車が必須。そんな方が長野ではとても多いと思います・・・。大変ですが、10L制限など協力し、
極力公共の交通手段を使いましょう。

そしてティッシュや乾電池・・・本当にそんなに必要ですか?
そんなに貯め買いしなくても大丈夫じゃないですか?
もう一度よく考えてみてください!
心配なのはみんな一緒です!備えることはいいことですが、みんなにいきわたるように
なると尚よし!!!!

こういうことになると、常日頃から災害に備えておくことがどんなに大切なことかよくわかりますね。
これを機に、災害時すぐ持ち出せるバッグをつくりましょう!



地震の日から微力ながらみよ田ツイッターでは有力な情報をRTし、長野の状況をできる限り伝えています。
そちらの方でも情報を確認していただけたらと思います。


1日でも早く東北地方、関東地方、栄村、被害にあわれた地区が復興されますことを、心よりお祈り申し上げます。
そして被災された方々へ心よりお見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。



平成23年3月15日 そばきりみよ田


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